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不同視は白内障が原因によって引き起こされることがあります。ここでは不同視と白内障の関係性や、不同視の方が白内障手術を受けるタイミングについて解説します。
不同視とは、近視や遠視、乱視などの屈折異常により左右の目に視力差がある状態のこと。レンズの度数差が2D以上ある場合、不同視と診断されます。
人間は左右で見た情報を脳内で融合することで立体感や遠近感を把握しますが、不同視では両眼視の機能が衰えてしまいます。幼い子どものうちから不同視の症状がある場合、放置しておくと弱視になる可能性があるため注意が必要です。
また50歳以上で片目のみ近視が進む場合には、白内障が原因となっている可能性があります。 子どもの場合は眼鏡やコンタクトレンズ、屈折矯正手術などにより視力の矯正を行いますが、安全性やお手入れの面を考慮して眼鏡で矯正するケースが一般的です。
大人の不同視の場合、眼鏡による矯正では、1つの物を見たときに左右の目で認識される大きさが異なる「不等像」という現象が起き、1つの物と認識できずに違和感を覚える恐れがあります。そのため、コンタクトレンズや屈折矯正手術での矯正が検討されます。
白内障は、目の中のレンズの役割をする水晶体が白く濁り、視力が低下してしまう病気です。不同視は、白内障が進行することによって引き起こされる場合があります。
白内障は必ずしも両目が同じように症状が進行するわけではなく、白内障進行の早い片目のみ手術を行う場合、不同視に注意しなくてはいけません。また白内障があまり進行せず手術をしない目が強い近視の場合、白内障手術により眼内レンズを入れた方の視力差が大きくなると不同視が引き起こされる場合があります。
不同視の改善方法は眼鏡やコンタクトレンズにより視力を矯正し、左右の見え方のバランスをとるのが一般的です。
白内障の進行により不同視が引き起こされている場合には、医師と相談の上で手術を検討します。症状の進行具合によって手術を受けるべきタイミングが異なるため、不同視が疑われる場合には、早めに医師に相談するようにしてください。
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