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白内障になる人の年齢はさまざまですが、実際に手術を受けるのはどれぐらいの年齢の人なのか、気になるものです。白内障という病気そのものが高齢の方の病気として認識されており、実際に手術を受けるのもやはり高齢の方が多いです。ここでは白内障手術を受ける方の平均年齢を紹介します。
白内障手術を受ける方の平均年齢は、70代という結果が出ています。実際に厚生労働省が公表している「第7回NDBオープンデータ」によると、手術を受けた総数が316,438人のうち、70~74歳の男性が25,096人、75~79歳の男性が27,483人、そして70~74歳の女性が38,696人、75~79歳の女性が42,698人となっています。
とはいっても、実際には男性の80~84歳で22,578人、女性の80~84歳で35,329人と70代に近い割合の人が手術を受けており、70代とそれほど変わらない人数です。ピークとなるのは70~85歳であることがわかります。
60歳もしくは50代後半から少しずつ手術を受ける人は増加していき、85歳を過ぎると少しずつ減っていくようです。
参照元:厚生労働省第7回NDBオープンデータ(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000177221_00011.html)
白内障手術は比較的高齢の方が受ける手術であるため、実際に手術を受けるにあたっての年齢制限は設けられていません。しかし、実際には85歳以上になると上記の平均年齢からもわかるように、少しずつ白内障手術を受ける人は減少していきます。
やはり85歳を過ぎると、体力の低下や術後の回復力などを総合的に判断し、手術を受けるのが難しくなります。もし手術を受けられたとしても、合併症やその他のリスクが高まる恐れもあるでしょう。あまりに高齢になってからだと、術後の点眼や通院で本人のみならず家族の負担も大きくなってしまいます。
重症化する前に、問題なく手術が受けられる年齢で早期治療を受けることが重要です。
白内障手術を受けるタイミングは、いつという決まりはありません。白内障と診断されたからすぐに手術を受けなくてはいけない、というものでもなく、病院によっては本人の希望を尊重して手術を勧めないという場合もあります。経過を見ながら、その時々の症状に合った対処療法で白内障と付き合っていく、という選択肢もあるのです。
とはいえ、白内障の根治治療は手術しかありません。手術を受けずに症状が改善する可能性はないため、最終的には手術という選択をする人が多いです。
あまり遅くなると手術が受けられなくなる恐れがあるため、日常生活に何らかの支障が出始めている段階で手術を検討したほうが良いでしょう。
白内障手術は今後の人生の快適さを左右する重要なもの。ただ紹介された、近所だったからといった理由ではなく、症例数が豊富な病院・クリニックを選ぶのが正解。
大阪で白内障手術に力をいれている眼科を調査し、症例数を公表している中から、ニーズに合わせたおすすめのものを選出しました。
自分に合った「理想の視界」
にこだわりたいなら
2020年の症例数約700件
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