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[大阪編]白内障手術に関する専門の医師は存在するのか?

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こちらでは大阪で受ける白内障手術に関する知識として、いわゆる専門の医師といったものは存在するのか、専門的な認定機関は存在するのかといった情報を取りまとめてご紹介していきたいと思います。

結論から先に申してしまいますと、特定の機関や学会などが認定する白内障手術の専門医という資格は、日本国内には存在していません。一方で、眼科の専門医というものは存在しています。それが、公益財団法人 日本眼科学会によって認定される「日本眼科学会専門医」になります

日本眼科学会専門医

専門医とは特定の診療科目において、適切な教育を受け、十分な知識・経験を持っているスペシャリストのこと。専門医資格のなかで、日本眼科学会が認定する資格であるのが日本眼科学会専門医に他なりません。

日本眼科学会専門医とは

日本眼科学会専門医となるには、まず大学の医学部を卒業し、医師の国家試験に合格。臨床研修修了登録証も有している必要があります。その上で、所定の基幹施設にて、約4年間に及ぶ研修カリキュラムを受講。専攻医の到達目標が全て達成されていると認められると、眼科専門医認定試験に進むことができ、試験に合格すると認定医資格を得ることができます。

認定医となると眼科領域におけるあらゆる分野の知識と技術を習得していると見なされ、高度な眼科治療を受けもつことができる眼科医となることができます。ちなみに現在、日本に存在している専門医は約1万人とのこと。

また専門医に一度認定されれば安泰ということはなく、5年ごとの更新の際には、それまでに所定の講習や研修、治療実績などで所定の単位をクリアしていなければならないという、高いハードルが設定されています。そうした厳しい研鑽を積んでいるからこと、専門医を名乗れるということなのです。

日本眼科学会とは

団体として設立されたのはなんと明治30年とのこと。その後、昭和3年に財団法人として認可され、平成成25年に公益財団法人へと移行。令和3年1月末日の時点で、15,510名の会員を擁しているとのことです。

その目的はもちろん、眼科学の進歩・発展を図り、人類・社会の福祉に貢献することとしています。設立以来、眼科のスペシャリスト団体として、眼の病気や不調に関する治療や研究を重ねてきたという歴史と自負を有しているとのこと。

とりわけ近年においては、パソコンやスマートフォンの普及により増加している眼の酷使や子供の近眼増加、さらには高齢化社会の到来に伴う失明を防ぐための治療や研究などに精力的に勤しんでいるとアピールされています。

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