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白内障は年齢を重ねてから発症するものと考えてしまいますが、年齢関係なく発症する可能性がある病気です。ここでは若年性白内障の症状や原因、治療方法を解説します。
白内障は濁り方で分類される種類により、次のような症状が認められます。
皮質白内障や核白内障は自覚症状が実感しづらく、老年性の白内障で多くみられる白内障です。若年性白内障では嚢下白内障を発症することが多く、進行が早いとされています。
症状に続き、若年性白内障の原因を解説します。
外傷性白内障は目の怪我などが原因で発症します。目に衝撃が加わり、水晶体がダメージを受けることが主な要因です。
アトピー性皮膚炎によって引き起こされる白内障です。発症の原因は免疫異常やアトピー性皮膚炎の治療に用いられるステロイド、かゆみが出た際に擦ったりかいたりすることが関連しているとされています。
糖尿病で高血糖状態が慢性化することで、余分な糖を排出しようとポリオール代謝が活発化し、水晶体の中に蓄積することが原因とされています。血糖コントロール不良がある場合は、白内障が進行しやすくなる可能性があります。
ステロイドの服用が原因で白内障を発症することもあります。ステロイドの服用では高用量かつ、長期間の服用は発症リスクが高くなる傾向があります。
併発性白内障はぶどう膜炎・網膜剥離・網膜変性症・緑内障など、他の目の病気が原因となる白内障です。
先天性白内障は遺伝的な要因や風疹の母体感染などが原因となる白内障です。
パソコンやスマホなどの強い光、紫外線、ストレス、喫煙、放射線の被ばくなどが白内障の原因となることがあります。放射線に関しては、被ばくによる細胞の突然変異が原因であることが示唆されています。
最後に若年性白内障の治療方法をご紹介します。
白内障の治療は目薬の点眼を選択することもあります。しかし、目薬での治療はあくまでも進行を遅らせるための治療法です。とくに若年性白内障は進行が早いため、手術が必要となるケースも多いです。
日常生活に支障が出たり、失明のリスクが高い場合は手術を選択します。白内障手術では濁った水晶体を摘出し、人工レンズの移植を行います。
レーザー治療では切開や水晶体の摘出、人工レンズの移植までをすべてレーザーで行います。白内障手術に比べ、合併症のリスクも低く、精密な手術が行えます。術後は日常生活への支障が少なく、多焦点眼内レンズとの相性がいい治療法です。
白内障手術は今後の人生の快適さを左右する重要なもの。ただ紹介された、近所だったからといった理由ではなく、症例数が豊富な病院・クリニックを選ぶのが正解。
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