公開日: |更新日:
白内障手術の方法や眼内レンズの種類、手術の実績において、大阪は眼科クリニックの選択肢が非常に多いエリアです。
手術を受けるにあたって重視したい眼科クリニックの実績について、大阪の状況を調査しました。
現在、国内では毎年100万件以上の白内障手術が行なわれています。基本的に白内障は高齢者に多い病気。各都市の人工比率によってもエリアごとの手術件数は変わってきます。
大阪では白内障手術はどのくらいされているのか、確認してみましょう。
大阪では、年間4万件以上の白内障手術が行なわれています。実績上位の医療機関は次のとおりです。
順位 | 医療機関名 | 手術件数 |
---|---|---|
1 | 独立行政法人労働者健康安全機構 大阪労災病院 | 3,000 |
2 | 社会医療法人きつこう会 多根記念眼科病院 | 1,818 |
3 | 学校法人近畿大学 近畿大学病院 | 1,717 |
4 | 関西医科大学総合医療センター | 1,146 |
5 | 箕面市民病院 | 989 |
6 | 市立池田病院 | 988 |
7 | 大阪大学医学部附属病院 | 976 |
8 | 大阪医科大学附属病院 | 937 |
9 | 阪南中央病院 | 894 |
10 | 独立行政法人国立病院機構 大阪医療センター | 850 |
参照元:caloo大阪府の白内障の治療実績・手術件数(https://caloo.jp/dpc/disease/506/27)
群を抜いて手術件数が多い独立行政法人 労働者健康安全機構大阪労災病院。年間の手術件数は6,000件を超えており、その半数は白内障手術です。質、量ともに西日本でも随一の規模だといえます。次いで、大阪西区にある眼科に特化した専門病院・多根記念眼科病院です。新しい技術や治療法を積極的に取り入れており、たくさんの患者さんに高度な手術を行っています。近畿大学病院、関西医科大学総合医療センターにおいても、年間1,000件を超える白内障手術が行なわれているのがわかります。
次に、大阪で白内障手術に対応している病院数をみてみましょう。
まずは、前述の上位実績の続きを挙げていきます。
順位 | 医療機関名 | 手術件数 |
---|---|---|
11 | 社会福祉法人恩賜財団大阪府済生会野江病院 | 833 |
12 | 関西医科大学附属病院 | 815 |
13 | 社会医療法人愛仁会高槻病院 | 813 |
14 | 地方独立行政法人 市立東大阪医療センター | 792 |
15 | 公益財団法人 田附興風会 医学研究所 北野病院 | 773 |
16 | 大阪赤十字病院 | 769 |
17 | 市立貝塚病院 | 729 |
18 | 大阪市立総合医療センター | 686 |
19 | 医療法人東和会 第一東和会病院 | 684 |
20 | 関西メディカル病院 | 656 |
参照元:caloo大阪府の白内障の治療実績・手術件数(https://caloo.jp/dpc/disease/506/27)
総計112件の病院が挙げられており、そのうち年間100件以上の白内障手術件数を行なっている病院は、80件に上ります。大阪は手術実績が豊富な病院がとても多いことがわかります。
実績からもわかるように、大阪には白内障手術を行なう病院が数多存在します。住んでいる地域や周辺エリアにも、白内障手術に対応している病院が多数見つかるのではないでしょうか。しかし、単に近いから、という理由だけで病院を選ぶのは考えものです。
当たり前ですが、白内障手術を受けるのは人生で一度だけです。一度の手術で、その後の人生における「目の見え方」が決まってしまいます。仕事や私生活にも大きな影響を与え、生き方にかかわるといっても過言ではありません。
自分にとって満足できる手術を受けたいと願うのが当然です。病院を選ぶのに「近さ」というポイントは、重要ではなくなるのではないでしょうか。一生ものの目の手術だからこそ、信頼できる病院を選んで納得のいく説明を受けてから治療してもらいたい、そう思いませんか?
「有名で大きな病院だから信頼できるだろう」——よく聞く言葉です。誰もが知る大病院や古くからある眼科クリニックなど、知名度が高い病院イコール信頼できる病院、そういう印象を持っている人は多いものです。
確かにこうした病院は、手術の実績も多い傾向にあります。ですが、実際は手術を執刀する医師が多いだけで、若手育成のために経験の少ない医師が担当になることもあるでしょう。
もちろん、大病院や歴史のある病院を一概に避けるべきだということではありません。大きな病院で専門の医師が腕を振るって地域医療に貢献している例はたくさんあります。ただ、有名だから安心、と決めつけてしまうのはあまりに安易です。
自分の目を守るためにも、しっかり下調べをして、経験豊富なベテランドクターが対応してくれる病院を選びましょう。
手術に使用する対応レンズは、患者さんが自由に選べるわけではありません。患者さん一人ひとりに適したレンズを医師が選んでくれます。対応レンズの選択肢が多ければ、それだけ豊富な症例に対応できる医院だといえるわけです。
例えば、手術件数は多くてもレンズの選択肢が画一的であれば、必ずしも患者さんの希望どおりにならないケースがあります。さらに心配なのは、予期せぬ合併症が起こっても対応できないケース。別の医院で再手術を受ける羽目になった、という事例もあるのです。
手術を受けてから「こんなはずじゃなかった」なんてことにならないためにも、それぞれのレンズの特徴をしっかり把握して、患者さんに合ったものを選んでくれる医院で手術を受けましょう。
大阪のような大都市圏では、白内障手術の手術実績が豊富な病院がたくさんあり、どこで治療を受けるべきか迷っている人も多いでしょう。
新しい設備や高度な検査機器なども大切ですが、機械が手術をするわけではありません。経験豊富な医師が在籍する医院を選ぶことが、重要になってくるのではないでしょうか。
白内障手術は今後の人生の快適さを左右する重要なもの。ただ紹介された、近所だったからといった理由ではなく、症例数が豊富な病院・クリニックを選ぶのが正解。
大阪で白内障手術に力をいれている眼科を調査し、症例数を公表している中から、ニーズに合わせたおすすめのものを選出しました。
自分に合った「理想の視界」
にこだわりたいなら
2020年の症例数約700件
web予約可能
施術例が多いクリニックで
治療を受けたいなら
2016年の症例数約2800件
直接病院の受付へ
網膜剥離など
目の手術歴があるなら
2020年の症例数約1,000件
直接病院の受付へ
※自分に合った「理想の視界」にこだわりたいなら:2021年3月5日時点で「保険適用」「保険適用外の単焦点レンズ」「保険適用外の多焦点レンズ」すべてに対応し、尚且つレーザー手術が受けられる大阪の眼科を選定。
※施術例が多いクリニックで治療を受けたいなら:2021年3月5日時点で調査した大阪の眼科の中で、年間症例数が最も多い病院を選定。
※網膜剥離など目の手術歴があるなら:2021年3月5日時点で調査した大阪の総合病院の中で、白内障含む眼科の手術年間症例数が最も多いものを選定。