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白内障手術をすると老眼も治る?

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白内障は老眼と同じく、年齢を重ねることによって生じやすい眼疾患です。しかし白内障手術を受けると、同時に老眼も改善されることがあるとされています。ここでは大阪で白内障手術を受けたいと考えている方に向けて、白内障手術によって老眼が改善するといわれている理由について解説します。

老眼とは

「老眼」とは水晶体が濁ったり硬くなったりして視力が落ちることです。年齢を重ねると目のピント機能が衰えてきて、水晶体の弾力性が低下することで老眼が発症します。

本来であれば水晶体には目の筋肉の動きによって、厚く膨らんだり薄くなったりする働きが備わっています。筋肉が緩み薄くなっているときは遠くへのピントが合い、筋肉が収縮して厚くなっているときは近くへのピントが合うため遠くも近くも見える仕組みです。しかし年齢を重ねて水晶体の弾力性が低下すると、厚くなりにくくなり近くが見えにくくなります。

一般的に40歳を越えると老眼になりやすくなり、目の疲れや痛み、かすみ、疲れなどが現れ、そのせいで頭痛や肩こりへと発展することもあります。

参照元:レファレンス協同データベース公式サイト(https://crd.ndl.go.jp/reference/modules/d3ndlcrdentry/index.php?page=ref_view&id=1000290953)

白内障手術で老眼が改善することがある

発症の原因箇所が同じ

白内障手術をすると老眼も改善することがあります。その理由は発症の原因箇所が同じであり、白内障手術により治ることがあるためです。

白内障と老眼は、いずれも水晶体の問題により症状があらわれます。水晶体に加齢性の変化が現れて視力低下が起きる眼疾患です。そのため白内障手術では水晶体除去して、人工的なレンズに交換する措置が実施されます。すると老眼の原因ともなっていた水晶体が正常になるため、白内障手術で老眼も改善される可能性があります。

多焦点眼内レンズの開発

多焦点眼内レンズが開発されたことも理由のひとつです。他焦点眼内レンズとは、遠近両方に対してピントをあわせられるレンズのことで、白内障と老眼のどちらの治療も可能とします。

白内障手術では「単焦点眼内レンズ」と「他焦点眼内レンズ」のいずれかの眼内レンズを挿入します。単焦点眼内レンズでは遠近どちらかにしか焦点が合わせられないのに対して、他焦点眼内レンズでは複数に焦点が合わせられるようになるのが違いです。

白内障手術で他焦点眼内レンズを利用した場合、白内障とともに老眼が治ることが起こり得ます。現在では他焦点眼内レンズの使用が主流となっているため、多くの場合で白内障だけでなく老眼にも効果的です。

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