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白内障の手術は片眼ずつ行うケースが多いものの、両眼同時手術も可能です。ここでは白内障の両眼同時手術を行うメリットとデメリット、両眼手術に向いている人の特徴を紹介します。
白内障の術後は、数日間にわたって日常生活の制限があります。レンズを挿入している創口から細菌が侵入するのを防ぐため、洗顔・入浴などは行えません。片眼ずつ手術をすると、日常生活の制限が2回分あります。
また術後の見え方も、片眼ずつだと見え方に慣れるまでに時間を要するでしょう。
両眼同時手術だと、手術を受けた翌日から視力が回復し始めます。片眼ずつよりも、日常生活に早く復帰できるのは大きなメリットです。
手術を受ける前や受けた後は、目の状態をチェックするために通院しなくてはなりません。片眼ずつであれば、通院も2回必要です。
通院回数が増えることで、病院に出向く手間がかかるだけでなく、診察代や病院に行くための交通費もかさむでしょう。
両眼同時手術であれば通院の頻度は2分の1に抑えられ、通院の手間や費用負担が軽減します。
片眼ずつの手術では、片方の目の見え方を確かめ、片方のレンズの見え方を調整します。一方で、両眼同時手術の場合は調整ができず、もし問題が発生した場合、両眼とも同じリスクを抱えることになります。
両眼同時手術の場合、両眼ともぼやけた見え方になります。患者のみで帰宅が困難なため、付き添いが必要になります。
高齢者や障がい者、遠方に住んでいる人など、通院の回数が増えることを負担に感じる人には、両眼同時手術が適しているでしょう。介助者や付き添いが必要な場合、両眼同時手術を行うことで一度に治療が終わり、付き添いの方の負担も軽減されます。
両眼ともに、白内障が進行している場合、片眼ずつの手術では視力の差が生じ、不快に感じることがあります。両眼同時手術を行うと、視力回復時のバランスが取りやすいでしょう。
仕事をしている人、運転・読書などの視力が必要な活動を早く始めたい人は、短期間で視力が回復できる両眼同時手術が適しています。短期間で視力のバランスが回復し、日常生活への早い復帰が可能になります。
白内障の両眼同時手術は、日常生活に早く復帰できる・通院回数が減らせるなどのメリットがある一方で、レンズ度数の微調整が難しい・手術日は付き添いが必要などのデメリットもあります。
メリットとデメリットを比較し、両眼同時手術が適しているかどうかを判断する必要があります。まずは医師に相談し、両眼同時手術について確認してみましょう。
白内障手術は今後の人生の快適さを左右する重要なもの。ただ紹介された、近所だったからといった理由ではなく、症例数が豊富な病院・クリニックを選ぶのが正解。
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